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国土交通省海事局は2026年度予算概算要求で25年度当初予算比20%増の96億4000万円を計上した。日米関税交渉で経済安全保障の観点から両国が協力を深めることになった「造船」について、協力の具体的な内容や方向性が明らかにはなっていない中で、「造船の ...
輸送業界の脱炭素化を加速させる「ブック(登録)アンドクレーム(主張)」(B&C)システムを紹介する日本語版の文書が完成した。B&Cの拡大を通じて脱炭素化に取り組む国際団体「ブックアンドクレームコミュニティー」(BCC)で活動を統治するガバニングボードにアジア企業として唯一参画する商船三井が制作。同社のサービスサイト「MOLソリューションズ」で公開を始めた。B&Cシステムは、代替燃料の使用に… ...
横浜港埠頭会社は20日、国際協力機構(JICA)が発行した債券「アフリカ・TICADボンド」への投資を決定したと発表した。同債券は同日に発行された3年債で、資金使途が環境改善および社会課題解決に資するサステナビリティーボンドに当たる。第9回アフリカ開発会議(TICAD9)をきっかけに発行された。JICAは調達した資金をアフリカ向け有償資金協力事業に充てる。… 続きはログインしてください。
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は25日、企業方針(旧経営方針)と行動指針を見直し、新たに「JMUフィロソフィー(JMUP〈ジェイマップ〉)」を策定したと発表した。近年、社会環境や価値観の変化が加速する中、改めて「企業としての存在意義」と「未来へ ...
船舶用燃料として、非食用植物「ジャトロファ」を原料とするバイオ燃料に注目が集まる。第9回アフリカ開発会議(TICAD9)と併催の「TICADビジネスエキスポ&カンファレンス」で20日、モザンビーク北部ナカラ回廊を軸に現地農家と連携してジャトロファの栽培に力を注ぐ日本植物燃料(NBF)の合田真代表らが取り組みを語った。ジャトロファ由来のバイオ燃料は既存エンジンでも利用可能で、モザンビークにとっては… ...
【関西】神戸税関がまとめた7月の神戸港概況(速報値)は、総額が前年同月比1%増の1兆966億円だった。うち輸出は2%増の6550億円、輸入は0・1%増の4416億円。主要品目は、輸出がプラスチック(6%減、460億円)▽建設用・鉱山用機械(22%増、419億円)▽織物用糸・繊維製品(6%減、278億円)―など。輸入はたばこ(16%増、289億円)▽衣類・同付属品(10%減、281億円)▽有… ...
鹿児島県薩摩川内市は20日、鹿児島県に対して、川内港の機能充実を含む国・県事業の実施に関する要望を行った。田中良二市長が塩田康一県知事を訪問。唐浜埠頭が今年度末から暫定供用されることを踏まえて、新しい上屋やリーファーコンセントの早期整備などを求めた。2027年秋をめどに移設を予定しているガントリークレーンについても、可能な限りの早期設置と供用開始を要望した。そのほか、危険物置き場、CFS(… ...
米国沿岸警備隊捜査局(CGIS)は23日、シアトル港ターミナル5に停泊中の8800TEUコンテナ船「MSCJUBILEE IX」(リベリア船籍)の船長を20日に逮捕したと発表した。酩酊(めいてい)状態で操船した疑いとしている。シアトル港が位置するピュージェット湾管区の当直員が「MSC JUBILEE IX」に乗船した水先人から、船長に酩酊の兆候があるとの報告を受けたことで、ターミナル5に… 続きは ...
古野電気(本社・兵庫県西宮市)はこのほど、大阪府と兵庫県の高校生を招き、海洋プラスチックをテーマとした講義実施や生徒同士で議論する場を提供した。文部科学省の科学技術人材育成を支援する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業の取り組みの一環。大阪・兵庫の高校から5校33人(生徒26人、教員6人、西宮市教育委員会1人)が来社した。今回の講義、議論は、SSH指定校の西宮市立西宮高等学校が… ...
栗林商船は21日、同社グループが7月中旬に北海道の室蘭市と登別市で「『蛍雪塾』グループ合同研修2025」を開催したと発表した。次世代を担う中堅社員を対象に実施した今回の研修には、グループ8社から20人が参加。創業の地・室蘭でグループの歴史を学ぶとともに、マネジメントスキルやリーダーシップを磨き、グループ各社の交流を深めた。「蛍雪塾」は2024年4月に創設された栗林商船グループの社内塾。今回… ...
津軽海峡フェリー(北海道函館市、柏木隆久社長)の新造フェリー「ブルーグレイス」(8897総トン)が8日就航した。室蘭(北海道)―青森間を約7時間で結ぶ。建造造船所は内海造船瀬戸田工場(広島県尾道市)。船体は展望浴場やペット同伴可の客室などを備え、旅客の多様なニーズを捉えた仕様にした。トラックドライバーの労働時間規制を背景とするモーダルシフト需要も取り込むため、ドライバーズルームを拡充し、物流基盤… ...
伊勢湾海運は22日、女子プロゴルファーの入谷響選手とスポンサー契約を締結したと発表した。グローバルに展開する企業として、同選手の世界への挑戦を支援する。入谷選手は愛知県豊川市出身の19歳。2024年にプロテストに合格し、25年のニチレイレディスでプロ初優勝した。飛距離を生かしたプレーが持ち味で、米国ツアー参戦、LPGA(全米女子プロゴルフ協会主催ツアー)の女王獲得を志している。今シー… ...