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「全社での年間建造量は、商船25隻前後、艦艇・官公庁船が5―6隻の計30隻レベル。これを急激に増やすことは考えていない。納期が延びる新燃料船の建造が増えるので、今の建造量を維持していく格好になる。新造の設備を修繕もできるようにするということはあるかも ...
東京大学と神戸製鋼所など民間企業・団体16者は19日、カーボンニュートラル社会の実現に向けた共同研究を5月から開始したと発表した。水素やアンモニア、CO2(二酸化炭素)の液化貯蔵や高圧・液化輸送をはじめとした、エネルギーインフラの材料信頼性について研究する。社会連携講座「未来エネルギーインフラ材料高度信頼性探求拠点(MEIT)」を設置し、1日から共同研究を始めた。16者のうち神戸製鋼、JF… ...
アジア発・北米向けコンテナ運賃が急騰している。上海航運交易所(SSE)がまとめた16日付の上海発コンテナ運賃指数(SCFI)は、米西岸向けが前週比32%上昇の3091ドル、米東岸向けが22%上昇の4069ドルといずれも前週から700ドル超の高い上昇率 ...
4月、東京都港湾局の新局長に田中彰氏が就任した。東京港の概況やターミナルの整備計画について聞いた。――2024年の東京港の概況を振り返って。「24年(1―12月)の東京港全体のコンテナ取扱個数は、外貿・内貿ともに前年より増加し、前年比2・8%増の470万TEU。輸出はほぼ横ばいだったものの、輸入は4・4%増の228万TEUと増加幅が大きかった。国内消費が緩やかな回復傾向にあることが要… ...
2024年の外貿コンテナ取扱量が2年ぶりに増加に転じた東京港。東京都は50年に東京港のコンテナ埠頭をイメージした将来ビジョンの素案を公表するなど、首都圏の重要な物流インフラとしてのあるべき姿を模索する。東京港の外貿埠頭を管理する東京港埠頭会社として、ビジョンに沿った取り組みが求められる。服部浩社長に経営計画の進捗(しんちょく)や今後の課題などについて聞いた。■輸入中心に回復 ―… ...
米トランプ政権の関税政策に世界の貿易が翻弄(ほんろう)されている。4月上旬に米国が輸入品に対して発動した一律10%の追加関税と国別の「相互関税」のうち、相互関税はすぐに中国を除き一時延期された。交渉に応じない姿勢を示した中国には合計で145%の関税率を設定。中国も報復措置に出たことで両国は深刻な貿易戦争に突入したかに見られた。しかし、今月12日には一転、両国は互いに課す関税率を大幅に引き下げて個… ...
国内港湾で外貿コンテナ取扱量首位を誇る東京港では、国内の外貿コンテナ貨物の約4分の1、東日本で輸出入される外貿コンテナ貨物の約6割を取り扱っている。東京港第9次改定港湾計画では、2030年代半ば(令和10年代後半)に取り扱う外内貿コンテナ貨物個数を650万TEUに設定。将来的な貨物増に向けて、新規埠頭の整備、既存埠頭の再編を進めている。大井コンテナ埠頭に関して、都は背後地を取得する計画を発… ...
コロナ禍の収束を受け、観光面でも東京港のにぎわいが戻ってきた。東京国際クルーズターミナルは2020年に開業しながらコロナ禍が直撃し、外航クルーズ客船の入港は23年3月まで待つことになった。しかし、その後は首都圏という一大観光資源を背後に有する強みを発揮。24年の東京港クルーズ客船入港回数は前の年を20回超上回る72回を記録し、25年はこれをさらに上回る見通しだという。昨年12月には、… ...
2025年、国際物流の先行きが不確実性を増す中、東京港では大井埠頭の再編整備が本格化しようとしている。東京港運協会の鶴岡純一会長に、今後の諸課題について聞いた。――東京港の24年外貿コンテナ取扱量は2年ぶりにプラスに転じ、417万TEUとなった。「コロナ禍以前の450万TEUを扱っていたころに比べれば1割程度減った。相当な減少幅だ。プラスに転じたとはいえ、確かな要因があるわけでも… ...
Contents2―3 機能強化、DXも加速4   クルーズ船受け入れが拡大5   視察船で港の役割学ぶ6   開港を祝う「東京みなと祭」■Interview4 東京都港湾局長・田中彰氏5 東京港埠頭会社社長・服部浩氏6 東京港運協会会長・鶴岡純一氏… 続きはログインしてください。
みずほリースはこのほど、英投資ファンドのヘイフィン・キャピタル・マネジメントが組成・運営する船舶投資ファンド「ヘイフィン・マリタイム・イールド・ファンドLP」に出資参画した。気候変動や資源・エネルギー問題への対応の重要性が高まる中、環境配慮型船舶への投資を通じて脱炭素社会の実現に貢献する。みずほリースが8日発表した。ヘイフィンは2009年に設立され、約300億ドル(約4兆3572億円)を運… ...
東京都は、東京港と生活・産業の関わりを広く知ってもらうため、「東京みなと丸」(215総トン)による視察船事業を行っている。平日に1日2便、6月以降は土曜日に3便運航。ガイドの説明を聞きながら、レインボーブリッジや大井コンテナ埠頭、東京国際クルーズターミナルなどを約1時間かけて巡り、東京港について学ぶことができる。1便当たりの定員は50人で、利用料は無料。発着場所は竹芝小型船船着場だが、7月… ...