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E・H・カー(一八九二─一九八二)との遭遇は前触れなしであった。一九八〇年の夏の終わりに始まったわたしのケインブリッジ留学生活だが、所属はチャーチル学寮で、その家族寮に ...
私たちが何を食べるか、食料安全保障をどうするのか。そこには消費者や農家の努力だけではなく、政治経済が大きく影響している。学生たちにそう話すと「食べものと経済が関係している ...
写真左から、上野健爾氏、佐藤賢一氏、橋本麻里氏 橋本このたび刊行される『関孝和全集』(上野健爾・小川束・小林龍彦・佐藤賢一編、岩波書店、2023年10月刊)をまとめる過程で、お二人 ...
別冊をいったん措くとすると、残るは青と白の2色だ。 これも比較的説明しやすいほうから言えば、白は「社会科学」とまとめられそう。『岩波文庫解説総目録1927~2016』(岩波書店)では ...
1959年生まれ。作家。小説に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『家守綺譚』『冬虫夏草』(以上、新潮社)、『僕は、そして僕たちはどう生きるか』(理論社、のち岩波現代文庫)、『f植物園の巣穴』(朝日新聞出版)、『海うそ』(岩波書店)など。
短歌の入門書を出しませんか、と岩波ジュニア新書編集部から打診されたときはとてもうれしかった。 短歌は古めかしい、そして五七五七七という制約があるので窮屈と思われがちだが、実 ...
新しい冷戦のはじまりだと言われてしまうと、では古い冷戦はどうなってしまったのか──ラテンアメリカの冷戦と文学に注目していたので、ここは焦らずに踏みとどまっておきたい。
本年は、第二次世界大戦の終結から八〇年の節目にあたる。米国史では強制収容された日系アメリカ人史の見直しが必要になっている。強制収容された一世や二世はそれを「恥」と考え ...
いきなりの余談で恐縮なのだが、「君たちはどう生きるか」がアカデミー賞を受賞した時の鈴木敏夫プロデューサーの言葉にうなってしまった。なにしろ第一声が「オスカーは買えるんです ...
脚本を手がけた游珮芸(写真左)、作画を担当した周見信(写真右) 日本統治時代の台湾に生まれ、戦後に白色テロの被害に遭った蔡焜霖(さい こんりん)さんの人生を漫画で描いた作品 ...
「新書というものは、一〇〇を知っている人が一か二だけ書くから意味があるのだよ」という話を、大学院生のころに先生から聞いた。私にとって、概説書を執筆するさいに今なお指針や ...
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