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パレスチナを国家として承認する動きが加速している。イスラム原理主義組織ハマスを標的にパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルが物資流入を制限し、飢餓の拡大を招いたとして反発が強まった。フランス、英国、カナダは9月の国連総会をめどに承認する方針で、イスラエルの後ろ盾である米国も含め駆け引きが激化しそうだ。
カーニー氏にパレスチナ国家の承認を求める圧力は、イギリスとフランスという、カナダと密接な国からの発表が相次いだのを受け強まっていた。29日には、元カナダ大使や外交官ら約200人が、イスラエルの行動はカナダの利益と価値観に違反しているとし、カーニー氏に ...
フランス、英国に続き、主要7カ国(G7)の一員であるカナダもパレスチナを独立国家として承認する方針を明らかにした。
カナダに拠点を置くニュースサイト「グローバル・リサーチ」は7月29日、G7初となるフランスのパレスチナ承認について分析するコラムを掲載した。以下は要旨。
カナダのカーニー首相は30日、9月の国連総会でパレスチナを国家として承認する意向を表明した。フランスや、条件付きで同様の方針を示した英国に続いた。2023年10月の戦闘開始以降、パレスチナ自治区ガザの死者が6万人を超え、飢餓拡大など人道状況も深刻化す ...
【ニューヨーク=本間英士】カナダのカーニー首相は30日、パレスチナを9月の国連総会で国家承認する意向を表明した。先進7カ国(G7)でパレスチナを国家承認する意向を表明したのはフランスと、条件付きで同様の方針を示した英国に続く3カ国目。国家承認の条件と ...
【カイロ=岐部秀光】カナダがフランス、英国に続きパレスチナの国家承認の意向を表明した。パレスチナ自治区ガザの人道危機をもたらしたイスラエルの暴走を食い止め、和平プロセスを崩壊から守るねらいがある。一方で国家承認に反対する米国の戦略とは対立することにな ...
カナダのカーニー首相は、パレスチナについて来年の選挙の実施など、民主的な改革を進めることを条件に、ことし9月の国連総会で国家として承認する方針を表明しました。G7=主要7か国では、フランス、イギリスに続く動きで、承認に前向きな姿勢を示す国も相次いでい ...
【AFP=時事】 ドナルド・トランプ 米大統領は、フランス、英国、カナダの首脳が9月にパレスチナを国家承認する意向を表明したことに不快感を示した。ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官が7月31日、明らかにした。
カナダのカーニー首相は30日、9月の国連総会でパレスチナを国家として承認すると発言した。フランスに続く動きだが、米国やイスラエルの反発を招く可能性がある。
【7月31日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は31日早朝、カナダがパレスチナを国家承認する意向を表明したことで、カナダとの貿易交渉で合意するのが「非常に困難」になると述べた。